10年以上在宅のみで仕事をしてきた僕が感じたメリット・デメリットを赤裸々に

仕事・働き方

「家で仕事ができるなんていいなぁ」

在宅メインでの自営業を始めて約15年、在宅オンリーで仕事をするようになって10年以上。
そんな僕が、今まで頻繁に言われてきた言葉が上記のもの。

でも、在宅で仕事をするというのは、世間様が思っているほど良いものではないんですよ。

もちろん良い部分もありますが、悪い部分も結構あります。

それをお伝えしたく思い、筆を執った次第です。(キーボード叩いてるだけですが)

在宅で仕事をすることのメリット

起きる時間も寝る時間も自由

最大のメリットは、これかもしれません。

在宅ならば、決まった場所に出勤する必要もなく、仕事の開始時間も決まっていない。
自分で決めればいいだけ。

となれば、いつ起きようがいつ寝ようが自由。
誰に何を気遣う必要もない。
好きなだけ寝ていられるし、好きなだけ夜更かしもできる。

睡眠というのは、人生において本当に大事なものです。
日々の疲れやストレスを癒すために欠かせないですし、しっかり寝ることで活力も得られるのですから。

そんな大事な睡眠を、思う存分に確保することができます。
毎朝、眠い目をこすりながら無理やり起きる必要などどこにもありません。

・・・まあ、忙しい時期にはたまにそういうこともありますが。。。

決まった時間に叩き起こされていた中学・高校時代よりも遥かに自由に寝ていられる、というのはなかなか爽快です。

家族と触れ合いまくり

サラリーマンの大きな悩みの一つとして、「平日に子供たちとあまり関われない」というのがありますよね。

しかし在宅ならば、嫌というほど関われます。
そして、日々子供たちが成長していく姿を間近で感じることができます。

 

ちなみに我が家の2人の子供は、物心ついた頃から僕が家で仕事をしているため、

「お父さんは家で仕事をするもの」

と思い込んでいました。。。

なお、僕が在宅での自営業を選択した理由は、

 

「毎日同じ時間に同じ職場で同じ仕事をするのが嫌になってきた」
「パニック障害持ちなので、日々の満員電車での通勤が苦痛だった」

 

 

というのが大きいのですが、それと同じくらい、

 

「子供ができた時に、できるだけ一緒に居たかった」

 

という理由も大きかったです。

僕は、自分が子供の頃から子供の面倒を見るのが大好きで、将来は保父になろうかと思っていたくらいなので。

おかげで今でも、子供たちが学校から帰ってくる15時くらいから、公園で野球をしたりサッカーをしたり、ということができています。

まあ、平日の真昼間から子供と遊んでいることで、近所のママさん達からの、

「あらやだ・・・あそこのお父さん・・・もしや無職?」

という目で見られているのかも、という被害妄想に襲われてちょっとヘコむ、というデメリットもあるんですけどね。。。

平日に出掛けられる

土日・祝日は、どこに行こうと混んでいるし、何なら料金も上がっていたりしますよね。

しかし平日は、空いている上に料金も安い場合が多いです。
出掛けるなら平日が理想だということは、誰しもが思う事。

しかしサラリーマンの場合、仕事は月~金というパターンが多いわけで。
物理的に平日に遊びに行くのは困難です。

ところが在宅のみで仕事をしているのならば、平日に出掛けるという贅沢な望みも叶ってしまうわけですよ。

平日にゆったりと外出を楽しめる。
旅行にしても、ガラガラ&安い料金で宿泊できる。

この有利さを知ってしまった為、我が家では土日に出掛けることがほとんど無くなりました。
僕と妻の間では、「お出掛けは平日、土日は仕事や家事」というパターンが定着してしまったほど。

ただ・・・

子供が小学生になってからは、この生活も変わってきてしまいましたが・・・

幼稚園の頃は平気で休ませることができたものの、小学校は義務教育。
遊びに行くために休ませるわけにはいかないので、平日に出掛けることは難しくなってくるんですよね。。。

なので、子供がいる場合は『期間限定のメリット』と言えるかもしれません。

今では、夏休み中に空いていそうな平日を選んで出掛ける、くらいのことしかできないですね。

一応この方法でも、土日に出掛けるよりは多少空いているので、ギリギリでメリットを享受できている・・・と思いたいです。。。

知人・友人たちとの都合に合わせやすい

在宅で仕事をしているということは、やることさえやっていればいつ出掛けようとも自由。
なので、いろいろな職種な人に都合を合わせやすいです。

土日休みが多い普通のサラリーマンの友人。
平日休みが多い美容師や不動産勤務の友人。
17時からでも飲みにいけるようなフリーダムな友人。

どんなタイプにも合わせられるので、いろいろな人と好きなタイミングで会うことが可能。

 

特に、17時からの飲みは最高です!

大体の居酒屋は17時開店なので、たとえ金曜日でも17時ならば当然ガラガラ。
19時くらいになってしまうと混んでて入れないような人気店だろうが何だろうが、好きな店を選び放題。

まあ、夏の場合だと17時でもまだまだ明るく、「こんなことやってていいのか・・・?」という背徳感がもれなくプレゼントされますが。

在宅で仕事をする場合のデメリット

自己管理が難しい

最大のデメリットはこれ。
誰の監視もないので、サボろうとすればいくらでもサボれてしまうんですよ。

締め切りがある仕事ならばまだしも、自分で何かを作り上げる仕事の場合、締め切りは自分で作るもの。

となると、自分で細かなタスクリストを作って、それを厳格に守れるような縛りを自分に課して自分を追い込むしかないのです。

 

しかし、これがなかなか難しい・・・

 

多くの人間は、生来なまけもの。
楽ができるのならば楽がしたい生き物なのです。

もちろん僕もそうで、ついつい楽な方へ逃げがち。
「自分を追い込む」という部分で最も苦労しましたね。

やたらやる気に満ち溢れている時や集中力のある時はいいですが、どうにもやる気が起こらない時は本当に厳しいです。
仕事をできる状態に持っていくだけ数時間を要したり・・・

 

ただ、子供が出来てからは今までよりは自分を追い込めるようになりました。

妻子の姿を見て、「このままだと食わせていけない・・・」と思うだけで自然と寒気が走り、頑張らざるを得なくなるので。

それでも、少しでも体調が悪いとつい楽な方に逃げてしまったりということが未だにあるので、自己管理をしっかりするというのは本当に難しい事だと今でも痛感しています。

仕事についてはひたすら孤独

在宅ワークとは、基本的に一人で自宅にて仕事をすること。
となれば、同僚などはもちろんいないわけで、ひたすら一人で仕事をこなしていくことになります。

困っても誰にも相談できないし、仕事の悩みを打ち明けあって共感し合うこともできない。

たまに同業種の人と飲みに行って、愚痴を言ったり今後の展開を相談したりすることくらいはありますが、それはあくまでお互い他人事として話しているだけ。
同じ職場での相談とはまた別モノです。

 

それでも、仕事が上手くいっている時ならいいのですが、売り上げの上がらない悪い時期は本当に辛い・・・

辛過ぎて、もう何度も読み返している漫画『ワンピース』を引っ張り出して現実逃避したり、考えすぎて気分が沈み、仕事のできるテンションじゃなくなったり。

で、そんなことをしているから仕事が全然進まなくてまた改めて落ち込んだり。

・・・といった負の連鎖に陥ることも結構あります。

こんな時、同じ職場で働いている人間がいれば、似たような悩みを抱えていることも多いだろうから打ち明け合って互いを鼓舞したり、バカ話をして気分を紛らわしながら気分を前向きにしたり、なんてこともできるでしょう。

仕事に関してはとことん孤独。
これも、在宅の人間が覚悟しないといけない部分ですね。

圧倒的運動不足

どこかに出勤する必要がある場合、どんなに運動していなくても、毎日最低限の【徒歩移動による運動】ができます。

本人は運動しているつもりがなくても、月~金で一定距離を徒歩で移動するだけで、結構な運動量になっているものですから。

外回りの営業の人ならばなお良しで、気付かないうちにかなりのカロリーを消費しているはず。

 

しかし自宅での仕事となると、忙しい時など本当に動かない。。。
動かない鳥として有名な『ハシビロコウ』と比べてもどんぐりです。

僕の場合で言えば、ひたすらパソコンの前でタイピングしているだけなので、動いているのは指くらい。
不健康もいいところ。

タイピングって、3,000文字でどれくらいのカロリーを消費するのだろう・・・
計れるものならば、是非一度計ってみたい・・・

 

意図的に動く時間を作らないと本当に動かない生活なので、適度にスポーツジムに行こうと思っていた時期もありました。

しかし、忙しかったり売り上げが悪かったりすると「運動などしている場合ではない」という気持ちになり、結局はひたすらパソコンと向き合うことになってしまうんですよね。

そして、無駄に月々数千円のジム代が引き落とされて残高が減っていく・・・

残高の減りとともに体重も減っていくジムはないものだろうか。
多分、ほとんどの国民が入会すると思う。。。

 

運動は、睡眠と同じくらいに大事な健康の基本。

これを確保するのが難しいのが在宅ワーカーの宿命ですね。

仕事のメリハリがつかず、まともな休日が取れない

メリットのところで「いつ仕事をするかは自由」と書いたのですが、その反面、こういうデメリットもあります。

いつ寝てもいいしいつ起きてもいい。
そしていつ仕事をしてもいいという自由がある分、メリハリをつけられず、結局四六時中ダラダラと仕事をすることになることが多くなるんですよ。

現に僕も、「全く仕事をしなかった」という日は、1年365日中で1日もないかもしれません。

大晦日でも元旦でも、1時間くらいは仕事をしていたので。
それくらい、何かしらの仕事がついて回ります。

 

もちろん、自己管理が完璧な人で、きっちりスケジュールを切って在宅で仕事をしている人もいるでしょう。
そういった人は、きちんと休日も作れているはず。

しかし、そんな鋼のような意志を持つ人はごくわずか。
僕の知る限り、ほとんどの在宅自営業者は完全な休日などない状態で働いています。

その分、1日のうちに自由に空き時間を作れる、ということでもあるのですが、やはり完全な休日をしっかり作れないというのはデメリットとなってしまうでしょう。

あとがき

ということで、10年以上在宅オンリーで自営業として仕事をしてきた僕が思う率直なメリットとデメリットについて書かせていただきました。

上記の通りメリットもあればデメリットもある在宅での仕事ですが、個人的にはメリットの方が大きいと感じています。

やはり、時間的な自由というものは何物にも代え難いので。

在宅での仕事を検討していらっしゃる方、是非参考にしていただければと。

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