【実例付き】謝らない・成長しない・自意識過剰・自分勝手な部下との接し方や対策

仕事・働き方

Google先生に尋ねると、部下とは、

【ある人の下に属し、その人の命令を受けて行動する人】

と出てきます。

 

Yahoo知恵袋などのサイトを見ていると、部下の態度に困っている上司が非常に多かったです。

かくいう僕も、サラリーマン時代・自営業時代を通していろいろな部下と付き合ってきた中で、何度か苦しめられたことがありました。

明らかに自分が悪いのに謝らない部下。
何度教えても成長しない部下。

「なんでこんなに自分の非を認めないんだろう・・・」
「なんでこんなに成長しないんだろう・・・」

そういったことに悩まされた経験も踏まえつつ、『謝らない部下』・『成長しない部下』というテーマで書いていきたいと思います!

僕が出会った「これは厳しい・・・」という部下

パターン① : 全く成長しない部下

成長しない部下

これは、僕が29歳の時。
完全に自営業となる前に、IT系の会社で最後の会社勤めをしている頃。

4つほど年下の部下で、どのような方法で教えても全く成長が見られず、一つの仕事で欠かさずいくつものミスを繰り出してくる人間がいました。

最初は「僕の教え方が悪いのだろう」と思い、とにかくあらゆる手段を講じて成長を促しました。

 

①厳しく叱る

②逆に優しく諭す

③第三者のチェックをはさむという手間を加え、ミスが多すぎることにより他の人の作業が増えるという実害を理解させる

④自分の時間を犠牲にしてでも、付きっ切りで仕事ぶりを見ながら、問題があれば指摘していく

⑤その部下専用のチェックリストを作成し、一つの仕事が完了するたびにチェックリストを確認させる

 

ここまでやりました。

①から始まり、②⇒③と進んでいったが全く成長してくれず、④⇒⑤までいっても駄目でした。

正直、この部下への対応で自分の仕事に費やす時間がかなり圧迫され、精神的にキツかったですね・・・

 

なお近年では、「ADHD」などの発達障害の問題でこうしたミスの多い部下というのが取り沙汰されることがありますが、個人的には、この部下には当てはまらない印象。

時間は厳守するタイプでしたし、忘れ物などもほとんど無かったので。

もちろんそれだけで「ADHDなどではない」と断言することはできません。

しかし半年ほどこの部下と付き合う中で、自分なりに発達障害について調べてみたりもしたのですが、ただ単に「とにかくパソコンを使っての緻密な作業が苦手だっただけ」というのが僕の結論です。

苦手なジャンルで成長させることは本当に難しいので、この頃は会社へ行くのが憂鬱で仕方がなかったですね。

パターン② : 自意識過剰で唯我独尊な部下

自意識過剰な部下

パターン①の会社にて、ほぼ同時期に抱えていた部下の一人がこのタイプ。

この部下は、能力的には決して低くありませんでした。
指示した業務はある程度しっかりこなしてくれていたので。

しかし己の自己評価が異常に高く、「同程度」か「自分以上」に仕事ができる人間に対し、どこか非を探していちいち僕に報告をしてくるのです・・・

「あの人のやってることは間違ってはいないけど・・・ 少しズレてるんですよねぇ」
「なんであんな雑な仕事になっちゃうんですかね? もうちょっとこうした方がいいのに」

・・・といったように。
もちろん、その攻撃対象になった人たちの方が全然有能なのですが。

「他の人を攻撃して自己評価を上げようとしている」というよりは、自意識過剰ゆえ本当に自分の方が有能だと錯覚している、といった印象。

彼のこの自意識過剰発言にはうんざりしている同僚たちも多かったため、彼のそういった歪んだ意識を散々注意したのですが、元々の性格なのか最後まで直ることはありませんでした。

パターン③ : 自分の利益しか考えない自分勝手な部下

自分勝手な部下

これはサラリーマン時代ではなく、自営業時代に業務委託として働いてもらっていた人なので、厳密に言うと部下ではないのですが・・・

部下的な立ち位置で動いてもらっていたので、一応列挙させていただきます。
仮にこの彼を「Aさん」とします。

 

ある仕事で、継続的にAさんにお願いしていた仕事がありました。

僕が渡す報酬もそこそこ高く、Aさんにとっては美味しい仕事だったでしょう。

しかし、Aさんの仕事ぶりは決して「良い」というほどではありません。

Aさんの方で、

「今の所はこの仕事をするのが自分しかいない」
「他の人に代えたくても代えられないはず」

ということがわかっていたのか、そんなに一生懸命ではなく、一応ギリギリ無難にはこなしているという程度の仕事のクオリティでした。

 

そこへ、段違いに高いクオリティで仕事をしてくれる人が現れました。
仮に「Bさん」とします。

業務委託という形式上、継続的な仕事を保証したものではありません。
自営業同様、完全な実力主義という世界。

それは、事前にAさんにもしっかり説明をしておきました。
口頭で伝えただけでなく、契約書という形でPDFファイルでも渡しておきました。

同じ報酬で段違いの仕事をしてくれる人がいるのならば、誰だってその人を選びますよね。

当然、僕もBさんを選びました。
業務委託なのだから、より高い能力ややる気を持っている人がいれば、そちらに切り替えるというのはビジネスとして当然のこと

・・・なのですが。

とはいえ、いきなりAさんの仕事をすべて無くしてしまうのも悪いと感じたので、今後はAさん・Bさんの二人で仕事にあたってもらうことにしたのです。

具体的に言うと、月に4回ある仕事のうち、2回をAさん、2回をBさんにやってもらう、という形。

自営でビジネスをする人間としては甘いと言われてしまうでしょうが、ある程度の人情をはさんでいくことも大事だと個人的には考えています。

 

するとAさん、メールで猛抗議をしてきました。

 

「それじゃ結果的に自分の報酬が半分になりますよね? それは嫌なので自分だけにやらせてください!」

「そうやって人を使い捨てていくんですね。」

 

このあまりに自分勝手な主張には、心底驚きました・・・

僕の2~3つくらい年下で、もうレッキとした社会人だと思っていたAさん。

仕事というものがどういうものか、業務委託ということがどういうものか。
このあたりのことは当然理解してくれていると思っていました。

しかし実際はそうではなく・・・

こちらの仕事の都合や事前の契約内容などどうでもよく、自分にとって美味しい仕事を無くさないことだけが最優先、という印象を受ける物言いでしたね・・・

 

正社員や派遣、アルバイトなどの形態で『雇用』していたのならば、突然仕事を切ったり減らしたりした時に「使い捨て」と罵られても仕方がありません。

しかし、、、

仕事を依頼し続けるかどうかは成果を見つつという形で、Aさんの方でも「違う」と思えばいつでも仕事を断ってもらって構わない。
お互いに、いつでも自由に仕事の依頼・受注を終了することができる。

・・・といったような内容の業務委託契約を交わし、その契約書をお互いに持っている状態で、上記の「使い捨て」発言が出たことにはがく然としました。

自分の利益しか考えない自己中心的なモンスターは思わぬところに潜んでいるのだ、ということを身を持って思い知らされた出来事でしたね。

パターン④ : こだわりが強く、決して謝らない部下

謝らない部下

これも自営業時代の話。

部下的な立場でたまに仕事を手伝ってくれている人でしたが、ある時から、

 

「クライアントの下へ訪問する時にサンダルを履いていく」

「ライティングをお願いしていたが、『自分の記事は編集しないでそのまま載せてくれ』と言い出す」

 

という問題行動が目立ち始めました。

この他にも、空気を読まない発言や行動が非常に目に付きました。

 

しかし、このことについて注意をすると、

「何が悪いんですか?」

の一点張り。
全く謝ろうとしない・・・

こちらとしても、

「クライアント先への訪問なのだから、ちゃんとした格好で行くのは当然」

「提出してもらった文章に問題があれば、こちらとしては編集せざるを得ない」

ということを説明するのですが、謝るどころか、「いや、でも」から始まる的外れな反論を繰り返され、全く話が収束しない・・・

自分の仕事ぶりにこだわりが強いらしく、指摘されることが気に障ったようです。

各部下への僕の接し方・対応

当然ですが、こうした部下たちの発言・行動に対し、ただ従っているわけにもいきません。
ということで、各部下に対して僕は以下のような対応をしました。

【『全く成長しない部下』への対処法】

大変申し訳ないですが、僕がいた部署からはご退場いただきました。

僕が苦労するだけでなく、部署全体に迷惑がかかってしまうため、やむを得ない判断でした。

彼にとっても、これだけミスをするということは【向いていない】という証左だろうし、早めに違う部署に移るか、何なら退社して違うジャンルの会社に移るか、というのがベストだと考えたのです。

幸い、その彼はまだ20代中盤でした。
まだ若いのに、無理に不向きな仕事に固執する必要はありません。

 

実際彼は、この後職場を去り、今では別の職種の会社で楽しくやっているそう。

この彼とは、ごくたまにではありますが、今でもたまに連絡を取ります。
当時の仕事の適性に問題があっただけで、人間性は好きだったので。

 

このように、全力で育てようとした結果、全く成長が見られないようならば、他部署や他会社への転身を促すのも思いやりだと思います。

ただただ惰性で面倒を見続けることが良いとは限りません。

【『自意識過剰で唯我独尊な部下』への対処法】

この彼には、思っていることをすべて正直に伝え、選択を迫りました。

「君はよく周囲の人を蔑むような自意識過剰発言をするけど、周囲の人たちはむしろ君よりも能力は高いし、君より全然頼りになる。」

かなりかいつまみましたが、こういった内容の話を、サシで飲みに行った際にストレートにじっくりと伝えました。

 

正直僕はそれまで、仕事へのモチベーション維持のためにこの彼を少々持ち上げるようなことをよく言っていたんですよね。

それゆえ、「この人からは認められている」と思っていたのか、僕には結構なついていた部下でした。
彼の態度が増長してしまったのは、僕の指導方法が悪かったのも大いにあると思います。

 

そして、そんな僕からの厳しい言葉だっただけに、かなりヘコんでいましたね。
まあ、どういったヘコみ方かはわかりませんが・・・

「この人にこんなことを言われるなんて・・・自分はなんて駄目だったんだ!」

という真摯な反省なのか、

「なんだ、コイツも俺の実力を理解できないのか・・・残念だ・・・」

という自己評価の高さは変わらずの上から目線なガッカリなのか。。。

とにかく、こういった自意識過剰な人間には、一度しっかりと現実を伝えるのが良いと思います。
響かないかもしれませんが、放置するよりは幾分マシ。

 

結果、彼の自意識過剰な発言・行動はかなり減りました。

改心して生まれ変わったのか、「とりあえずわかったフリしといてやるか」みたいな感じなのかはわかりません。

いや・・・人間そう簡単には生まれ変わらないので、おそらく後者でしょう・・・

しかし後者であれ、表面上だけでも問題行動がなくなれば仕事は円滑に進むようになるので、とりあえずは「解決」と判断してもよいのかなと。

【『自分の利益しか考えない自分勝手な部下』への対処法】

この件に関しては、自営業時代ということもあり一刀両断でした。

出来る限りの配慮をして、報酬は減るが一応継続できる形を提示したのに、ただ罵ってくる。
ここまで自分勝手な人間となると、もうどうしようもないです。

かつ、しっかりと交わした契約を守るという大人としての対応が期待できないとなると、何をどうすることもできません。

「契約を守れない」・「相手の事情を考慮できない」という自己中な人との仕事の付き合いは、不可能なレベルで難しいものです。

【『こだわりが強く、決して謝らない部下』への対処法】

こういったタイプの部下は、「特定の分野においては特異な能力を発揮する」ということもあると考えました。
要は、適材適所。

こだわりが異常に強く、空気が読めず、常識的な行動が取れない。
こういった「一般の人が普通にできること」が苦手な人の中には、「特定の分野においては高い能力を発揮する」ということがしばしばあるもの。

ということで僕はこの彼に、試しに「動画編集」という仕事を任せてみました。
僕や他の業務委託の人間は誰もできないし、彼にとっても未経験なこと。

すると彼は、想定の倍以上の早さで動画編集を終わらせて提出してくれました。
初めてにしてはクオリティも良かったですし。

彼がたまたま動画編集が得意だった、ということではないと思います。
要は、空気を読むことが苦手でも「学習能力が人よりも高い」ということだったのかなと。

こういったことから、彼に対しては「向き不向き」をよくよく考慮してから仕事を依頼するようになりました。

「謝るべきところで謝らない」という彼の欠点については改善されませんでしたが、彼が謝る必要が出てきてしまうであろうシチュエーションを限界まで減らすことにより、ほぼほぼ問題なく仕事が進められるようになりました。

あとがき

以上、僕が今まで出会ってきた「あれ・・・?」という部下たちについて書かせていただきました。

部下に対する悩みを抱えるのは、サラリーマンの方が多いでしょう。

そんな中、自営業時代の部下の話も入れてしまい大変申し訳なかったですが、少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

まとめとして書くのならば・・・

【どう考えても無理な人間は無理だと諦めて距離を取る。 しかし、可能な限り適材適所を意識して仕事を振り分け、その部下に合わせた付き合い方をする】

といったところでしょうか。

プライベートではなく仕事なので、多少嫌であろうと面倒くさかろうとそこは割り切り、「どうすれば仕事的にベストか?」を最優先して動くのがよいのではないかと思います。

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