【一人飲みの作法やマナー】予算・楽しみ方・領収書など、一人飲みにまつわる疑問を解決

食・酒

外での一人飲み。
それは、めくるめくワンダーランド。

・・・は言い過ぎですが、僕も一度目覚めてからはその魅力の虜になっています。

僕が一人飲みにはまり始めたのは、37歳頃。(この記事を書いている今は42歳)
それまでは、一人で外で飲むなど考えられませんでした。
外での飲みと言えば、みんなでワイワイか、サシでじっくり飲み語る、というパターンしかありえなかったので。

しかし・・・

たまに見かける、カウンターで渋く一人で飲んでいる大人。
その姿を見るたびに、妙にかっこいい・・・」と思っていました。

いつか自分も、一人で飲めるような人間になりたい

当時は、常々そう考えていましたねぇ。。。

 

ということで37歳頃、まずは家で軽く飲んで酔っ払った後、一人飲みをするべく居酒屋へと向かったのです。
酔っ払わないと、一人で居酒屋に入るなどという英雄のごとき振る舞いはまだできなかったので。。。

それでも最初は、かなり緊張しました。

しかしそんなことを繰り返していくうちに、段々と自然に一人で居酒屋に入れるようになっていったのです!

そう、これにて40手前にして、『一人飲み』という大人のアイテムをゲットできたんですよ!!

 

ということで今回の記事は、今なお続く僕の一人飲みの経験を活かしつつ、ネット上で散見された一人飲みに対する様々な疑問のうち、

 

■一人飲みの予算はいくらくらいなのか?

■一人飲み時の作法やマナーにはどんなものがあるのか?

■一人飲みの楽しみ方とは?

領収書は切れるのか?

■一人飲みをしているのは男が多い?女が多い?

この5点に絞って、一人飲み歴5年の僕が回答していく形で展開していこうと思います。

一人飲みでの予算はいくら?

疑問としてかなり多かったのが、この「一人飲みの予算」について。

もちろん、

「どういう店に行くか」
「どれくらい食べるか」
「どれくらい飲むか」

によってバラバラです。

なので、なんのヒントもなく予算を算出するのは困難なのですが、あえてそんな無茶な条件も考慮した上で平均的な予算を出すのならば・・・

 

【2時間の滞在で、大体4,000円

 

これくらいになるかと思います。

「高っ!」というのが第一印象ではないでしょうか。
しかし、これくらいは普通にかかると思っておいた方がよいです。

 

まず、一人で飲むという事で、自然と飲むペースは速くなるもの。
なので、酒代でそこそこ嵩んでしまうのです。

そしてつまみ代も、もちろん自分一人で被ります。
いつもは誰かと一緒に食べるつもりで頼んでいるつまみが、自分一人の双肩にかかってくるのですから、当然料金は高くなるわけで・・・

とはいえ、上記はあくまで平均
安い店ならば2,000~3,000円くらいに抑えられるでしょうし、高い店ならば一人飲みなのに6,000~7,000円くらいかかったりすることもあります。

全国展開している大手チェーン居酒屋ならば2,000円でも充分に一人飲みが楽しめるし、素材にこだわった個人店ならば5,000円超えの予算を確保すべき。
あとは、どれくらい飲むのか、どれくらいつまむのか、という個人個人の肝臓と胃袋の違いも出てきますね。

 

なお、予算を抑えたい場合の小技として、事前に家で飲んでいったり、立ち飲み屋で何杯か飲んでから行く、という方法が効果的

あとは、行きつけの店を決めてボトルキープする、というのも予算を下げるために有効です。

一人飲み時のマナーや作法

マナーや作法、なんて書いたものの、そんなに堅苦しいものではありません。
普通に考えたらわかるようなことばかりなので。

ちなみに以下は、【一人でカウンター席にて飲んでいる場合】のマナーや作法。
一人飲みの場合、カウンターで飲むのがお勧めなので。

①パソコンやタブレットを開かない

スマホをいじったり本を読んだりするくらいはOKとして、カウンターでパソコンやタブレットを開いて作業しだすのはさすがにマナー違反です。

まず、飲み屋という空間から浮いた存在になってしまいますよね。
それにより、周囲の人に「なんだコイツ?」という違和感を与えてしまい、雰囲気を壊してしまいます。

せっかくの楽しい空間を台無しにしてしまうような行為はアウトです。

②自分のスペースからはみ出さない

一人飲みに限りませんが、一人飲みの時は特に要注意なのがこれ。

カウンター席では、自分に与えられている領域はそこまで広くありません。
油断すると、使ったおしぼりなどが相手の領域に入ってしまっていることがあるくらい。
当然、これはお作法がよろしくないです。

そうならないよう、自分のおしぼりや酒やつまみたちの配置はしっかりチェックしておきましょう。

③長居しすぎない

一人であまりに長々と滞在するのはよろしくありません。
大体、1~2時間くらいの滞在が適切でしょう。

2時間を超える滞在は避けるべき。

④全然注文しない

1品しか注文せず、それをつまみにチビチビと飲み続ける。
これもマナー的にアウトです。

ましてや、お通しだけで済まそうなど言語道断。
そこまで節約したいのなら、宅飲みにした方がいいです。

せっかくお店に飲みにきているのですから、最低でもトータルで3品くらいは頼むべきですね。

⑤注文しすぎない

前項で「全然注文しないのはマナー違反だ」と書きましたが、かといって、注文しすぎるのも良くありません。

一人飲みというのは、意外とつまみが減っていかないもの。

複数人で飲んでいると、いくつか注文してもいつの間にか誰かが食べていることが多いです。
こういう状況に慣れてしまうと、一人飲みでのつまみのペースがなかなか掴めないんですよね。

一人飲みなので、当然食べるのは自分一人。
複数人で飲みに来ている感覚で注文してしまうと、最後に食べきれず残してしまうことも多々あります。
僕も、最初はこの罠にかかりまくっていました。。。

当たり前ですが、お残しは良くありません。
なので、一度に注文するのは2~3品程度にしておき、自分の腹具合と相談しながら追加注文するかどうかを判断していきましょう。

⑥電話をしない

これも、雰囲気を壊してしまいます。
絶対にやめるべきですね。

店の人も、同じくカウンターで飲んでいる同志たちも、もれなく不快になります。

どうしても電話する用事ができてしまった場合は、店の人に一言伝えた上で一旦外に出てからすべきでしょう。

⑦むやみに話しかけない

周囲のお客さんはもちろん、お店の人に対しても、やたらめったら話しかけたりするのはマナーがよろしくありません。

お店の人でも、手が空いているかどうかを確認してから話しかけるのがあるべき作法です。

お客さんに話しかけるのは、さらに慎重さが要求されます。
後述しますが、少しでも相手がそれを求めていない雰囲気があれば、話しかけてはいけません。

まして、ナンパ行為など厳禁。
店から叩き出されて当然の行為です。

何度か話しているうちに仲良くなり、気付いたら連絡先を交換していた、というのなら全然よいと思いますが、最初からガンガンいくのはマナー違反ですね。。

話しかけるとしても、酒の肴として楽しめるような程度の会話を心掛けるべきです。

⑧キョロキョロしすぎない

他の人が何を頼んでいるのか。
他の人はどうやって一人飲みを楽しんでいるのか。
気になることもあるでしょう。

しかし、キョロキョロして人の様子を伺うのはNG。

皆、自分一人の空間・時間を楽しみに来ているのです。
それを頻繁に覗き見をするなど、あってはならないこと。

もちろん人間なので、何気なくチラっと目がいってしまうことは誰にだってあります。
その程度ならば気にする必要はありません。

しかし、意図的に頻繁に他人の様子を窺うような真似は絶対に避けるべきです。

一人飲みは暇? いやいや、楽しみ方はいろいろある

一人で飲みに行っても何をしていいかわからない、という悩みを持っている方も多いようです。

わかります。
わかりすぎます!
僕も当時は全く同じ悩みを持っていましたし、一人で飲みに行って何が楽しいんだ?とすら思っていました。。。

しかし、段々とその楽しさを知るようになってきて、今に至ります。

ということで、以下、僕が感じた外での一人飲みの楽しさについて。

①店主や店員に話しかける

一人飲みの楽しさはここにある!という人もいるくらい、メジャーな行為ですね。

前述した通りむやみに話しかけてはいけませんが、店主や店員の動きを見つつ、手が空いていそうだなと思ったら世間話を仕掛けるのは全く問題ありません。

店側も、一人飲みの楽しみ方の一つであると重々承知してくれているので、通常ならば快く応じてくれます。

ただ、忙しい時に無理やり呼び止めて話しかける、なんてことは言うまでもなくマナー違反なので気を付けるべき。

②物思いに耽る

完全に一人になりつつ、自分の好きな酒とつまみに酔いしれる。
こんな時間は、なかなか作れるものではありません。

こんな極上の時間ならではの物思いの耽り方というのもあるのではないでしょうか?

実際僕は、こういう時間に仕事のアイデアを生み出したりしています。

楽しく、そして実利的。
こんな一人飲みの時間は、かけがえのない実に素晴らしい過ごし方だと思っています。

③周囲の人の会話を聞く

これも意外と楽しいんですよね。

飲み屋には、実にいろいろな人が集まります。
営業マン、飲食業、不動産業、アパレル、美容師、運送業、プログラマ、キャバ嬢、風俗嬢などなど・・・
場合によっては、ヤ●ザ的な人まで・・・

話を聞いていると、その人がどんな職種なのかは大体わかります。
そして、なんとなく入ってくる話で、その世界観が楽しめるのです。

悪く言えば「盗み聞き」になってしまうので、あまり良い行為とは言えないのかもしれませんが、聞く気がなくても勝手に耳に入ってきてしまうものはセーフでしょう。
これはもう仕方がないです!
カウンター席の性ですね。

なので僕は、この聞き心地の良い異業種トークを、BGM代わりに存分に楽しむようにしています。
もちろん、露骨に聞き耳立てるような行為は避けつつ。

④本やマンガを読む

これは、「失礼かも」と思ってやらない人がいるかもしれません。

確かに、一見失礼にも見えます。

しかし一人飲みの楽しみ方は、常識の範囲内ならば自由ですし、何かを読みながら酒を飲むことが楽しい人だっているわけです。
そう考えれば、これはなんのマナー違反でもありません。

実際僕は、一人飲みの際、いくつかの店のマスターや大将にストレートに聞いてみたことがあります。

「本や漫画を読みながら一人で飲んでいる人もたまにいますけど、どう思われますか?」

・・・と。

すると、答えはもちろん「全然構わない」でした。

周りに迷惑をかけているわけでもないのだから、お客さんがどう楽しもうが自由だ、と。
お客さんの楽しみ方に口を出すのは無粋だ、とも言っていました。
実にごもっとも。

まあ、頑固な大将がやっている店などではもしかしたら怒られるかもしれないので、そのあたりは雰囲気や空気を読んでから、ということにはなるでしょうが、基本的にほとんどの店で全く問題ないと思われます。

⑤ただただ舌鼓を打つ

本来は、これが正しい楽しみ方ですね。
これができるなら、徹した方がいいです。

僕も、美味くて高めな店に行った時は、できる限り舌鼓を打つことに徹するようにしています。

⑥隅々までメニュー眺める

最後に、僕が個人的に好きな楽しみ方を。

この「隅々までメニュー眺める」、心底好きな行為なんですよね。
飽きることなくひたすらやっていられます。

 

メニューというのは、実に奥深いもの。
一通りどんなメニューがあるか理解したつもりでも、実は見逃していた、みたいな一品も多いんです。

また、書き方や配置などから、

「店主はこのメニューに思い入れがあるな?」
「これはかませ犬的な一品かも?」

なんてことを予想するのも楽しいです。

学校の教科書を、一度じっくり見ただけですべてを覚えられるでしょうか?
そんなことは、大して勉強せずに東大に入れてしまうような瞬間記憶能力者でない限り無理です。

それと同じように、何度かサラっとメニューを見たぐらいじゃまだまだ見逃している部分もあるのです。

メニュー名、写真、補足の説明。
見るところは腐るほどあります。

そして、見れば見るほど楽しい。
全く飽きません。

僕の一人飲みは、この「メニュー熟読」でわりと時間が潰れます。

一人飲みで領収書が切れるか?

さて、ガラリと話は変わり、、、
今度は現実的な話について。

サラリーマンの方にはあまり関係のない話かもしれませんが、自営業をしていると、

「一人飲みの料金を経費として計上するため、領収書を切ることは可能なのか?」

という点について気になる場合もあるはず。
実際、Googleの検索ワードとしてなかなか上位にきていました。

結論から言うと、これは『ケースバイケース』と言わざるを得ません。

ただ普通に飲みに行っただけならば厳しいでしょう。
それは、自分が楽しむだけの飲みなので。

しかし、

 

■食レポ記事を書こうとしていた

■そのお店の店主や店員からでないと聞けない話を聞きに行った(要は取材のようなもの)

■その他、何かしら仕事に繋がる一人飲み

 

こういったケースであれば、領収書を切ることは可能だと思われます。

僕の一人飲みはただ楽しむためだけなので領収書は切らないですが、何かしら仕事に絡んでいるのならば領収書を切っても問題ありません。

 

まあ、どこまでが経費になるかは税務署員の胸先三寸なので、いざ税務調査があった時にどんな税務署員が来るか、どういう話し合いになるかによって変わってきますが・・・

ただ、最悪でも「見解の相違」ということで修正申告を求められるくらいで、いきなり「脱税」といった扱いを受ける可能性はほぼゼロです。

少しでも経費になる可能性があるならば、一応領収書をもらっておくに越したことはありません。

一人飲みは男が多い?女が多い?

調べていると、『一人飲み 男』・『一人飲み 女』という検索ワードも結構多かったです。

『一人飲み 女』の方はなんとなくわかりますね。

「女一人で飲みに行っている人はどれだけいるのか?」
「どんな目で見られるのか?」
「どういう飲み方をすればいいのか?」

といったあたりを気にしての事でしょう。

しかし、『一人飲み 男』は・・・?
ちょっとよくわかりません。。。

なので、ここでは思いっきり僕の解釈を入れて、「男の一人飲みと女の一人飲み、どれくらいの比率?」という勝手なテーマを設定させていただこうかと!

 

まあ、大体予想はつくでしょうが・・・

一人飲みをするのは、圧倒的に男が多いです。

感覚的には、【90% : 10%】・・・・・・は言い過ぎですかね。。。
店にもよるので、総合的に考えると【85%(男):15%(女)】くらいでしょうか。

そして、シャレオツな店になるほど、女性一人 or 女性二人での飲みが多くなるイメージ。
とんでもなく雰囲気の良いバーなどだと、30~40%くらいの割合で女性一人 or 女性二人のお客がいる場合もあります。

 

余談ですが、、、

「一人飲みの際、話し相手を求めて周囲に話しかけるのはアリなのか?」

こんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

一人飲みの基本はカウンター。
隣りに、同じく一人で飲んでいる人がいればついつい話しかけたくなってしまうこともあります。

その際に、気軽に話しかけてよいかどうかですが・・・

当然ながら、まずは「同性か否か」が大きな問題となってきます。

同性ならばあまり気にせず気軽に話しかけても大丈夫でしょう。
喋りかけた時の雰囲気で、あまり歓迎されていないと思えばそこで撤退すればよいだけです。
一人でしっぽりと飲むのが好きな人も多いので。

問題は、異性だった場合。
特に、男が女に話しかける場合です。

これは、相当慎重に判断する必要があります。

というか、基本やらない方がいいですね。
よっぽど、相手からウェルカムなオーラが出ていない限りは。

理由は簡単。
『ナンパ』的なものだと思われてしまう可能性が高いからです。

そうなってしまうと、その女性に迷惑がかかるだけでなく、店側からの貴方への印象もかなり悪くなってしまいます。

お互いが一人飲みをしているとはいえ、男性から女性へ話しかけるのは余程のことがない限りは避けるべきでしょう。

最後に

以上、僕の一人飲みの経験をもとに、その魅力や楽しみ方をお伝えしつつ、一人飲みに興味がある方の疑問などについて自分なりに解説させていただきました。

 

なお、一人飲みは人間的な成長にも繋がると思っています。

ああいった場所で、一人の時間をしっかりと楽しみながら過ごせるというのは、一種のスキルなのですから。

30代中盤くらいまでの僕には、それが出来ませんでした。
まだまだ子供だったんですね。

誤解しないでいただきたいのは、「一人飲みが出来ない人は子供だ」なんてバカなことを言っているわけではありません。
一人飲みに全く興味がない人だって多数いらっしゃるでしょうし。

僕の場合、興味があったのになかなか出来なかったので、「あの頃は子供だったなぁ」と振り返っているだけです。

 

一人飲みに興味があるけどなかなかできないという方、その気持ちは非常によくわかりますが、是非ともその重い一歩目を踏み出してみてほしいです。
家で軽く飲んで勢いをつけてからでも。

一人飲みをマスターすることで、人生は確実にもう1段階楽しくなるはずです。

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