年収1,000万円のリアルな家計簿を公開!【家賃・車・生活費・小遣いなど】

年収1,000万円の家計簿 お金・収入

自営業者の年収の波は激しいもの。

僕は約15年前(27歳の時)に独立してWeb広告関連の自営業で生きてきましたが、その間の年収はバラバラ。

一番低かった時で年収約250万円、一番高かった時で年収約2,500万円でした。
10倍も差がある。。。

ちなみに、徐々に上がっていったというわけではありません。
めちゃくちゃ良い年もあればガクンと下がった年もある、という乱高下を繰り返しています。

自営業は、1年先の年収すらも予測がつかないことが多々あるのです。

生活水準を落とすのは本当に難しい

「はぁ!? 一番良い時で年収2,500万円!? 消えてなくなれっ!!」

と思われるかもしれませんが・・・・・・

絶頂期などそう長くは続かないもの。
年収2,500万円時代はたった2年で終わり、そこからはスーパー下がりました。

 

そして正直、2019年現在はかなり悪い状態・・・

数年前には、ここまで状況が悪くなるとは全く予想していませんでした。

しかも絶頂期の時も、これだけの年収となると税金でごっそりいかれるので、手取りはかなり下がります。

ですが、額面の高さに浮かれ生活水準だけは無駄に上がってしまうのです・・・
なので、そんなにしっかりと貯金もできていません・・・

 

ぶっちゃけて言いますが、年収2,500万円時代の僕の月の小遣いは大体30~40万円くらいでした。
仕事上の付き合いの飲みなども多く、この金額でもギリギリ足りるかどうかでしたが・・・

この金額を多いと取るか、少ないと取るか。
感覚によって違うでしょう。

 

「年収2,500万もあって月にそれだけの小遣いしかないの?」

⇒ いやいや、前述の通り税金でがっつりいかれるので実入りはそれほどでもないため、そこまで派手には使えないのです。

 

「年収2,500万程度でそんなに使えてたの!?」

⇒ 後悔してます・・・ 鬼のように年収が下がった今、「節約して貯金しておけば良かった・・・」という後悔を抱かない日はないくらい。。。

 

そしてその後に待っているのは・・・上がってしまった生活水準を下げることができず、貯金を食いつぶす日々だけ。

食いつぶしながら、「いよいよやばい」となった時にようやくある程度生活水準を下げることができます。

【一度生活水準を上げると簡単には戻せない】

よく言われているこの言葉ですが、まさにその通り。
身を持って体験しました。。。

年収1,000万円の家計簿

絶頂期から年収が下がりゆく時期であった2015年~2016年の2年間は、ちょうど年収1,000万円くらいの時でした。

具体的な家計簿はつけていませんでしたが、通帳の記録やクレジットカードの記録、日々の出費のメモ、記憶などを頼りに、ほぼほぼ正確に再現できたので、以下に家計簿的な表を掲載してみます。

ちなみに我が家は、僕が自営業、妻が専業主婦、子供は2人(当時は小学校低学年の息子が一人、幼稚園年長の娘が一人)という形態。
住んでいるのは、東京寄りの千葉。

品目 一か月の費用
家賃・駐車場代(賃貸) 18万円
食費(外食含めず) 7万円
水道光熱費 3万円
通信費(家族全員のスマホ関連費用) 2万円
教育費(学校・塾の費用) 8万円
夫(僕)の小遣い 10万円
妻の小遣い 7万円
日用品 2万円
ガソリン代 1万円
子供の被服費 1万円
その他雑費 1万円
総計 60万円

・・・ということで、月の出費は約60万円となります。

 

実はこの数字・・・かなりヤバイ。

我が家の家族構成だと、額面上の年収が1,000万円でも、手取りだと年680万円くらいになります。

月ベースに直すと、約57万円

ということは・・・

そう、オーバーキルされているわけです。

絶頂期からかなり生活水準を下げたつもりでも、やはり追いつかず毎月赤字状態なわけですよ・・・

ツッコミどころのありそうな各品目を一つずつ見ていきます。

家計① : 家賃

まず、我が家は賃貸です。

自営業という性質上、サラリーマンの方と比べいつ何があるかわからない可能性が高いため、賃貸を選択しています。

購入した方が月々の支払い金額が下がって楽になることに魅力はありますが、購入にはデメリットが多いというのが僕の持論。

よって、賃貸で凌げるうちは賃貸で凌ぎ、もしどうしても追い込まれたら戸建てかマンションを購入しようかと考えています。

・・・まあ、追い込まれ過ぎると今度は住宅ローンを借りることができなくなるので、そこだけ要注意ですが。。。

 

閑話休題。

 

さて、今の家賃ですが・・・・・・高いです。

都内近郊で「3LDK+駐車場」の金額とはいえ、今の時代に専業主婦&子供二人という構成で家の賃貸料が18万円というのは、ちょっとやりすぎでしょう。
感覚的に、15万円くらいで抑えたいところ。

 

しかし、ここで難しい問題と直面します。

【今から家賃・駐車場代を含めて15万円くらいのところに引っ越す金銭的リスク】

これです。

今が18万円なので、15万円のところへ引っ越せば差額は3万円。
毎月3万円浮くようになるわけですね。

しかし、引っ越しにも当然費用はかかるし、新居に合わせた家具の買い替えや、敷金・礼金も発生します。

諸々の費用として40~50万円ほどかかってしまう可能性が高いでしょう。

そう考えると、3万円ほど家賃を下げたところでそれを取り戻すのにそこそこの年月がかかってしまうわけです。

 

「もっと大幅に下げればいいじゃないか」という意見もあると思いますが、そうなるとかなり遠くに引っ越す必要があり、当然子供の学区が変わってしまいます。

僕は、小学生の頃に親の転勤をきっかけとした転校を経験したことがありまして。

しかも、千葉から大阪というなかなかヘビーな転校。

方言から文化から何もかも違う状況に、僕は少し病みました。
今パニック障害を持っているのも、この時の転校が影響しているのでは?と密かに思っているくらい。

この経験から、「自分に子供ができた時は絶対に転校だけはさせない!」という強い思いを抱くようになったのです。

それが、サラリーマンではなく自営業を選択した一つの理由でもあります。

 

よって、転校が伴うような引っ越しは論外。

となると、どこに引っ越そうが最低限の広さを求めるとどうしても家賃は「最低15万円」くらいに高止まりしてしまうんです。

さすがに、年収1,000万円の状態で2LDKに移って、家の狭さに嘆く日々を送るのは厳しい・・・

在宅の自営業ということで、僕の仕事部屋はどうしても必要になる為、2LDKならば使える部屋は実質1部屋になってしまいます。

 

こういった事情から、妻との話し合いの結果、双方納得の上で「家賃は削れない」ということで落ち着きました。

「家賃を削るために引っ越すくらいなら、その分は私がパートに出て働く!」とのことでしたし。

・・・大変申し訳ないですが、いざとなったらお願いする気満々な僕がいます。。。

家計② : 水道光熱費

一応3万円と計上していますが、冬になるとさらに上がります・・・

我が家はオール電化となっており、ガス代はかからないものの、電気代が総じて高いのです。
その上、冬になると暖房代がかかりますし。

 

ご存知の方も多いと思いますが、冷房と暖房では、圧倒的に暖房の方が高いです。

むしろ冷房などかわいいもので、一か月つけっぱなしにしていても言うほど高くはなりません。

熱中症対策の意味でも7~8月は26℃くらいでずっと冷房をつけっぱなしにしていますが、それでも月に2万円を超えることはないくらい。

しかし、暖房は本当に怖い・・・

わりと気を付けて使っているつもりでも、気付けば月に4万円とかあっさりと到達します。

前述の通りオール電化なので、風呂代や料理にかかった電気代なども含めてではありますが、夏と比べると3倍近くかかることも珍しくありません。

 

そういったことも踏まえた上での平均として、3万円としました。

冬の暖房代対策としては、こたつを買ったり、「我慢」という個人の忍耐力に依存してみたりしつつ、なんとか節約を図っています。

家計③ : 教育費

教育費で8万円。
ここは、かなりツッコまれるポイントでしょう。

「高収入の家庭は教育費にやたらとかける」という意見がネット上でも散見されるので。

確かに、それは否定しません。

可能な限り、子供がやりたいということに対してはやらせてやろうと思ってしまうのが親というもの。

よって、本来ならば年収1,000万では厳しいことでも、自分の小遣いを削ったり家族での外出の機会を減らしたりしつつ、なんとか塾代や習い事代を捻出していました。

 

ですが・・・

やっぱり子供2人合わせての教育費が8万円はなかなかヘビー。
常に、嫁との財務会議にて仕分けの対象として挙がっていました。

年収が上がると振り分けがちなパラメータである教育費。
安易な振り分けは、その後に深刻な影を落とします・・・

家計④ : 夫(僕)の小遣い

この項目が10万円。

年収1,000万円状態で、この金額を多いと取るか少ないと取るか、冒頭の年収2,500万円の時と同様、人それぞれ違うでしょう。

ただ一言付け加えたいのが、この金額は僕が完全に自由に使える金額ではなく、「家族での外食」や「家族での外出」も含めたお金だったということ。

また、僕の下で働いてくれている人たちを飲みに連れて行ったり、という費用も含まれています。

こういった費用も負担していれば、月に10万円などわりとすぐに無くなるんですよね。。。

もちろん日々の自分の晩酌費用もこの小遣いから出るので、年収1,000万の頃でも全く小遣いに余裕などなく、正直毎月カツカツでした。

月に10万円という小遣いで余裕があるかどうかは、家族内のルールで「夫の小遣いからどの範囲まで家計を支えるか」という縛り次第でしょう。

家計⑤ : 妻の小遣い

7万円となっている妻の小遣い。

食費や日用品や光熱費、外食費、子供の被服費などなど、諸々出し切っての完全に自由に使える小遣いとして7万円です。

これはなかなか良い額なのではないでしょうか。

 

毎月赤字を垂れ流している以上、この項目も僕の中では仕分け対象でした。

しかし、夫から妻への小遣いカット宣言というのは、本当にプレッシャーがかかるもの。
自営業で結果を出せていない僕が悪いのに、そのツケを妻に払わせることになるのですから・・・

そして、妻であり母である身として、化粧品や美容院やネイルやママ友とのランチなどいろいろあるだろうし、自営業者の妻ということで日々独特の苦労もあります。

事務処理や経理処理は妻がやることになっていたり。

なので、安易に小遣いは削りたくありません。

そんな思いから、結局ここも削ることはできませんでした。

家計⑥ : その他の項目

残りはガソリン代や子供の被服費、通信費などで、どれもすべて1~2万円。

食費は7万円ですが、育ち盛りの子供2人がいる4人家族ということを考えると、これくらいは妥当なのかなと。

ということで、ここについてはどれも問題ないと捉えています。

家計簿から問題点を探る

ということで、家計簿の中から気になる項目をピックアップしたのですが・・・

今にして思うと、やはり以下の項目については検討の余地があったかもしれません。

 

■夫(僕)の小遣い
⇒外食や晩酌の費用を調整することで、2万円ほど削ることができたかも。

 

■妻の小遣い
⇒心を鬼にしてでも、2万円ほど削るべきだったかも。

 

■教育費
⇒まだ子供も小さかったし、「勉強については問題集を買ってきて親が見る」などの対応をすれば3万円ほど削れたかも。

 

これをすべて実現させれば、トータルで7万円の浮きを作ることができ、毎月3万円の赤字だった家計が一気に毎月4万円の黒字になります。

今更数年前の家計簿についてああだこうだ言っても後の祭りですが・・・・・・

住んでいる場所や子供の有無によっては年収1,000万円でも貯金できない

上記の家計簿からも伝わったかと思いますが、、、

都内や都内近郊に住んでいて、子供が2人以上いるような家庭ならば、年収1,000万円では貯金をするのはかなり厳しいと言わざるを得ません。

我が家の場合は、家計簿の通り貯金どころか毎月赤字になっていたのですから・・・

絶頂期の時になんとか貯めておいた貯金をジワジワ食いつぶす状態。
そんな貯金も、決して多い額ではありません。

 

もちろん倹約家の方ならば、年収1,000万円で都心に住みながらもきっちり貯金している、という人もいらっしゃると思います。

しかし、通常は年収が上がると生活レベルも上げがち

額面上は余裕がありそうな年収でも、実際は決して裕福とは言えない生活を送っていることも多いというのは、以下の記事でも書きました。

欲を抑え込んで一切生活レベルを上げずに節約に徹する、というのは思っている以上に難しいものです。

割合でいけば、しっかり貯金できている層より、我が家のような状態かそれに近い状態となり貯金ができない状況に陥っている層の方が多いのではないかと予想されます。

 

■元々高い上、さらに容赦なく上がっていく税金。

■経済的な余裕があるのならば、子供の教育に力を入れてあげたいと思う親心。

■「一応高収入と言われるラインだし、たまには高級なアウターを買ってもいいよね」といった心のぜい肉。

 

社会の仕組み、親心、人間の欲。

これらを鑑みると、都内or都内近郊住みの4人家族が年収1,000万で貯金を目指すのは、険しい道のりです。

今現在の僕の生活

最後に、個人的なことを少々。

年収1,000万円時代の家計簿を中心に記事を書かせていただいたわけですが、記事でも触れた通り今ではさらに年収が下がり、生活レベルも強制的に下げざるを得なくなりました。

家賃だけは変わりませんが、「家計簿から問題を探る」の項目で書いたように、それぞれの小遣いや教育費にメスを入れ、なんとか「貯金もできないが赤字にもならない」という現状維持な生活を送っています。

サラリーマンならばこれでもいいかもしれません。
毎月安定した給料が貰えるし、なんだったら昇給にも期待できますし。

しかし自営業者は違います。
1年先の年収すら全くわからないし、保証などもっての外なのですから。

 

ということは、自営業での現状維持の生活は、実質「赤字の状態」とも言えるわけです。

リスクの高い『自営業という働き方』の場合、わずかでも上昇している状態になって初めて「現状維持」と言えるのですから。

 

自営業にこういう苦しい時期は付き物。
わかってはいますが、山あり谷ありの『谷』に滞在している時は、本当に苦しいもの。

早い段階でなんとかまた年収1,000万に返り咲き、その後は絶頂期を超えるような年収も目指していきたいです。

安定は無いが、年収に天井も無い。
それが自営業最大のメリットなのですから、それを生かせなければ自営業をやっている意味がありません。

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