「レンタルなんもしない人」さんと「牛」さんの炎上劇を見て思う事

考察・オピニオン

2019年4月26日、NHKにて『密着!“レンタルなんもしない人”』という番組が放映されていました。

ひょんなことからこの番組を観て、非常に興味を持ちました。
こんな活動が成り立つのか・・・と。

この方の活動を簡単に説明すると、

【その場にはいるが、なんもしない】

ただこれだけ。

例を挙げると、、、

 

■引っ越しの荷造りを黙って隣りで見てる
■外食に付き合う
■映画に付き合う
■カラオケにて「となりのトトロ」を裏声で歌うおじさんの歌を横で黙って聞いている

 

・・・などなど。

料金は無料。
レンタルなんもしない人さんの最寄り駅である『国分寺駅』からの交通費と飲食費(かかれば)を負担すればOKとなっています。

 

最初は、非常に興味深い人だと思いました。

大阪大学の理系という高学歴で、奥さんと子供もいて、なぜそんな活動を始めたのか。
一体この人はどんな人なのか。

とにかく、すごく気になったし、好感も持っていました。

なぜこんな活動が可能なのか

きっかけは、『プロ奢ラレヤー』さんという方からインスピを得たとのこと。

プロ奢ラレヤーさんは、奢られることを生業にするというぶっとんだ発想を持った方。

こういった活動には付き物のYoutubeではまだそこまでではないですが、テレビにも出ていたり、ツイッターのフォロワー数も多かったりと、知る人ぞ知る有名な方です。

そこから着想し、「なんもしないけど、ただその場にいるだけという活動をしたらどうなるだろう?」といった感じで、『レンタルなんもしない人』の活動が始まった模様。
スキマ中のスキマ産業ですね。

 

それにしても、なぜこんな活動が成立するのか・・・
そのあたりは謎でした。

一番は、『無料』だという点かなと。

交通費や飲食費やその他の経費など、『レンタルなんもしない人』にして欲しいことにかかる費用のみ負担すればOK、というのがかなりハードルを下げていると思います。

一緒にカラオケならば、カラオケ店までの交通費とカラオケ代。
一緒にライブを観るならば、ライブ会場までの交通費とライブ代。
一緒に外食ならば、外食するお店までの交通費と飲食代。

かかる費用はそれだけ。
必要経費以外に別途1~2万円かかる、となってくるとなかなか難しいでしょう。

ちなみに『レンタルなんもしない人』さんは、今までの貯蓄や仮想通貨で稼いだお金を切り崩しながら生活しているとのこと。

こういったチャレンジャーな部分も受けている理由の一つかもしれないですね。

イケメンぶりや飄々とした感じに好感を覚えた

『レンタルなんもしない人』さんを取り上げたこのNHKの番組を妻と二人で観ていたのですが、観ながらこんなことを話していました。

「この人が男で、見た目の爽やかさとか飄々としたキャラクターがあるから成立してるよね」

もちろん、誉め言葉です。
誰にでもできることではないという意味で。

まず、【こういったルックスやキャラを持ち合わせていないと成立しない】という中で、その条件を見事満たしていたことは紛れもなく才能。

これは、当時番組を観ていた時だけではなく、今でもそう思います。

『レンタルなんもしない人』さんが、やたら太った人だったり、金髪でアクセサリーじゃらじゃらだったり、その他外見的に厳しい人だったら、おそらく成立していないでしょう。

良いか悪いかは別として、人というのは、多かれ少なかれまずはある程度外見で判断してしまうものですから。

 

さらに、女性の場合ならばさらに厳しいはず。

女性が男性の部屋に一人で行ったり、よくわからない場所に呼び出されたりしたら、おいそれと行けるはずがないです。
できることにかなり制限がかかりますよね。

そんな中、『レンタルなんもしない人』さんは、その条件を見事クリアし、この活動で注目を集めている。
注目を集められている時点で成功です。

とにかく、この成功に対して非常に好感を持っていたんです。

「牛」さんとの炎上の件

好感を持ったので、この方に対していろいろ書いてみたいと思いました。

斬新な試みを身を持って行なっているその姿について、好意を持ってありのまま書いていきたいと。

しかし・・・

調べていく中で、不穏なものを見つけてしまいました。

既にネット上では有名になっている『牛』さんとのツイートバトルです。
ちなみに『牛』さんは、若い女性と思われます。

 

きっかけは、『牛』さんによる以下のツイート。

 

レンタルなんにもしない人とかプロ奢ラレヤーって男性だからできると思うんだ

 

まあ、特に反応するべきでもないようなツイートです。
誰もが思うであろう、一般的な感覚なのだから。

NO.1風俗嬢に対して、「女だからできること」なんてツイートがあっても、それは当たり前なわけで、いちいち反応する必要がないのと同じですね。

しかし。

なんもしない人さんは、反応してしまった。
しかも、わざわざエゴサーチをかけてこのツイートを探してまで。

その、なんもしない人さんが返した内容がこちら。

 

こういうこと言う人よくいるけど「おまえは男だったとしてもできねえよ」と思ってしまう

 

この行動に対しては、かなりがっかりしました。
もう少し煽り耐性を持っておくべきだったのではないかと。

実際、あの活動を行なうには女性では厳しいことは明らかだし、それに対して目くじら立てて強めの言葉で反論するのはいかがなものかと。

苦労しながらこういう活動をやっている本人からすると、「そんな簡単なものじゃないんだ! 性別だけの問題で片付けないで欲しい!」という気持ちがあったにせよ、あんな言い方で稚拙な反論をしてしまうことには違和感を覚えずにいられないです。
『おまえ』と言ってしまっている部分も残念。

 

そしてそこからは、『牛』さんとの激しいバトルが繰り広げられました。
他の人も巻き込みながら。

そして、結果的に炎上へ。

その様子は、以下の外部記事にて詳しくまとめられています。
興味がある方は読んでみてください。
非常に長いですが。。。

■レンタルなんもしない人さんが炎上、該当ツイートを全て削除した数日後、再び自ら着火させ皆がざわつく事態に【自ら燃やしていくスタイル】【地雷原でタップダンス】

本来は、引用しつつ個別に僕の思うところを書いていきたかったのですが、あまりの長さに諦めました。。。

 

結果的に、性犯罪の可能性の問題について「つまらない泣き言」と断じてしまったことは、なんもしない人の大きな失言だったのかなと。
主張していることがあまりに的外れで幼かったので。

「男なら誰でもできる」と言われているなら突っかかりたくなる気持ちもわかりますが、『牛』さんは、「男だからできる」という前提条件の話をしているだけで、言っていることは至極当然の事。

格闘技でも習っていない限り、女性が男性に力で勝つことは難しいですよね。

どんなにひ弱そうな男性でも、女性とは骨格や筋肉の付き方が違いますから。
物理的に、どうしても勝てません。

なぜこんな当たり前の意見に食って掛かったのか・・・理解に苦しみます。

個人的な意見としては

『レンタルなんもしない人』さんと『牛』さんとのやりとりを見て、個人的に思ったことは・・・

100 : 0 で『牛』さんの主張に分がある

ということ。

こうなってしまったのには、以下のような流れがあったのかなと推測しています。

~~~~~~~~~~~~

『レンタルなんもしない人』さんなりの大変な苦労を重ねながら活動している中で、ようやく注目を集めるようになってきた。

しかしそんな中、ふと見つけた『牛』さんの否定的なツイート。
そのツイートに対して、つい感情的に動いてしまった。

そして、『牛』さんも即座に反応。
ここから、予想外のツイート合戦へと発展。

『レンタルなんもしない人』さんのアカウントはフォロワーも多く、当然このツイート合戦は注目されてしまう。

一度仕掛けた以上、引けなくなってしまった。

しかし、理のない感情的な反論から始まってしまったために、ディベートするには明らかに不利な立場。

追い込まれた『レンタルなんもしない人』さんは、ついつい性暴力という重大な問題に対しても「つまらない泣き言」という暴言を吐いてしまう。

ここから、『牛』さんだけでなく、他の人たちも続々と参戦。

『レンタルなんもしない人』さんへの攻撃が相次ぎ、収拾がつかなくなってしまったため該当ツイートやリプをすべて削除。

~~~~~~~~~~~~

こうだったのかなと。

テレビを観た限りでは本当に好感を持ったし、今後も応援していきたいと思った矢先の出来事だったので、この炎上の件を知った時は本当にショックでしたね。

と同時に、テレビの編集は上手いなと思ったし、ある程度影響力を持つようになった人は一挙手一投足について細心の注意を払うべきなんだなということを再確認できた一件でした。

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