宮迫博之を始めとする闇営業芸人たちへの批判と処分、さすがに厳しすぎると思う件【特に宮迫氏】

宮迫批判 考察・オピニオン

芸人たちによる反社会的勢力相手の闇営業が騒がれ出してから一か月近く経ちますが・・・

いまだに、沈静化するどころか広がりを見せています。

特に一番知名度がある上、以下の記事に書いたように「潜在的に嫌われていた」ということもあり、雨上がり宮迫氏への注目や批判が目立ちます。(以下、人名はすべて敬称略)

雨上がり宮迫氏が嫌われ批判される理由とは?
雨上がり決死隊宮迫氏やロンドンブーツ1号2号の田村亮氏(※以下敬称略)など13名の芸人が、2019年6月24日付けで一斉に謹慎処分となったことはもはや周知の事実。 うち、11名が吉本芸人です。 もう4日前の事なのに、いまだに各媒体に...

ただ・・・
ネット上の世論を見ていると、さすがに叩きすぎなんじゃないかというような気も・・・

犯罪を犯したわけではない

擁護論としてよく挙がるのが、「彼らは別に犯罪を犯したわけではない」という主張。
これは、その通りだと思います。

『闇営業』という言葉の響きから、ついつい反社相手の営業なのかと思ってしまいますが、そうではありません。

闇営業とは、あくまで所属事務所を通さず直で受ける営業のことで、所属事務所が文句を言うのならばわかりますが、部外者がどうのこうの言う問題ではないのです。

ましてや吉本の場合は正式に契約しているわけでもないため、本来は「直で営業(闇営業)をしては駄目」という拘束力も持てません。

 

反社かどうか見抜けなかった点についても、

 

■立派なホテルが会場を提供していること

■仲介者としてカラテカ入江が入っていたことで、各芸人たちで自分で何かを判断することはできなかったこと

 

などを鑑みれば、特に不信感を持たずに営業に参加してしまうのもやむを得ないでしょう。

まあ、闇営業である以上、入江任せにせず自分たちでも徹底的に裏取りをするくらいの努力は必要だったことも間違いありませんが。

 

もちろん、事前の情報で「実は反社の可能性がある」と少しでも知っていたのなら、もはや弁解の余地はありません。
完全にアウト。

反社と知りつつ付き合えば、島田紳助のような大物であろうと引退を余儀なくされますし。

 

しかし、これだけ時間が経っても「反社とは知らなかった」という点については一貫しているので、さすがに本当だと思います。

売れてない芸人ならばまだしも、知名度のある芸人たちが反社と知りつつ営業に行くメリットもないですし。

詐欺グループからは「反社と知っていたはず」という証言が出ているようですが、嘘をつくことが生業の詐欺グループの言う事なので、こちらは一旦無視でよいでしょう。

 

「ギャラをもらっていなかった」という嘘も、犯罪に該当するわけではありません。

思わず保身に走ってしまった、という人間的な汚さ・弱さが出てしまっただけ。

誤魔化して逃げようとしたのは悪質な行為ではあるので、一定のペナルティが課されることは当然かもしれませんが、ネットで言われているような「二度とテレビに出るな」「引退しろ」というのはさすがに重すぎると思います。

脱税の問題は看過できない

しかし、会社を通さない収入ということで脱税の可能性があることだけは看過できないですよね。

もし脱税をしていれば、これは立派な犯罪ですから

納税など、喜んでやる人などほぼ存在しません。
多くの人が、苦しい中、義務なのだからと歯を食いしばって払っています。
もちろん僕もその一人。

年々増税されつつ、それが適切に使われているのかどうかも不透明な状況に、誰しもが不満を持ちながらも頑張って払っている。

そんな苦しい納税を、会社を通さない収入だからバレないだろうと考え怠っていたとなれば、これは大問題。
相応の糾弾を受けるべきです。

 

ただし、これもあくまで「相応の糾弾」という部分が大事。
必要以上に叩きすぎるのは違うと思います。

脱税は立派な犯罪ではありますが、極端に悪質な場合でもない限り、数十万~数百万円ほどの申告漏れは、過少申告加算税というペナルティが上乗せされた上での修正申告をすればOKとなります。

世の中的にそうなっているのだから、彼らだけ特別厳しく批判するというのはさすがに不公平でしょう。

修正申告をした上で、受け取ったギャラについては寄付などの形で全員早期に返金する。
この形を取れば、『申告漏れ』と『反社と知らずに受け取ったギャラ』についての禊は済んだことになるのかなと。

なお謹慎した芸人のうち、ザブングルは既に『修正申告』を済ませ、『返金先の協議』を行なっている模様。

おそらく、他の芸人も同じように対処するはず。

ただでさえ批判が高まっている吉本だけに、この返金の流れに乗らないということはないでしょう。

『ミスを許さない社会』は正しいか?

今回の騒動、確かに芸人たちにも落ち度がありました。

今回のように、一定期間の謹慎というペナルティについては課して然るべきものでしょう。

特に宮迫の往生際の悪さについては世の中の多くの人を敵に回しましたし、個人的にもいかがなものかと感じました。

イメージが大切な『芸能人』である以上、潔く行動すべきです。

ギャラを受け取ったことさえ認めていれば、謹慎まではいかなかったはずなのだから。

 

ですが、今更それを言っても始まらない。
人間は誰でも過ちを犯してしまうこともあるしミスをしてしまうこともあります。

なので、罪を犯したのならば法律に則って罪を償う。(脱税の件)

ミスを犯したのなら、何かしらの形で真摯に謝罪して謹慎し禊を済ませる。(ノーギャラと嘘をついた件)

そしてそれが終われば、その後は温かく迎える・・・とまではいかなくとも、せめて妨害はしないようにしてあげるべき。

過激にネット上で批判コメントを書きまくったり、テレビ局に電話して抗議したりなどは避けるべきです。
嫌いなら嫌いで、放っておいてあげればよいだけ。

一旦気に入らないとなると徹底して足を引っ張り続けるという世の中は・・・どこか息苦しい・・・

 

先日の爆笑問題のラジオで、爆笑田中がこんなことを言っていました。

 

「復帰を許さないって人たち、あれって本当にわからない」

「犯罪した人が、(償いが)終わって出てきて、素晴らしい作品を作って、みんな感動させてるのはいっぱいある」

「復帰を許さないって人には、“お前正直、本当か?”って思うよね」

 

その通りだと思います。

芸人たちがこういうことを言うと「仲間を擁護している」と言われがちですが、一般人から見てもこういった意見は正論。

いくら特殊な存在である芸能人でも、【一度コケたらそれで終了】というのはさすがにいかがなものでしょうか?

イメージ命の芸能人

とはいえ、番組に出るにしてもCMに出るにしても、芸能人というのはとにかくイメージが大事。

その大事なイメージが大きく悪化したことにより、件の芸人たちはテレビの仕事への復帰はかなり遅くなるかもしれません。

テレビはスポンサーありきのため、少しでも悪いイメージが残っているうちは怖くて起用できないでしょう。

それについては自業自得としか言いようがありません。

成功すれば大金が手に入るが、それだけに日々の立ち居振る舞いには慎重に慎重を重ね、醜聞のない身綺麗な状態を保つのも芸能人の仕事のうちなのですから。

ましてや、多くの番組を抱えるような身ならば特に。

それができなかった彼らは、元の仕事に戻りづらくなることは仕方がありません。
厳しいようですが、それが現実でしょう。

しかし、芸人の仕事はテレビだけではないですよね。

学園祭やショッピングモールなどでの営業、劇場や舞台といった芸人の本分が発揮される場があるわけで。

もしテレビに出ることがしばらく難しくなったとしても、現場での営業をイチからコツコツと頑張っていくことで、業界での味方も増え、腕も上がり、世間からの評価も段々と良くなってくるのではないでしょうか。

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