動画編集ソフトとして、Adobeの『Premiere Pro CC 2019』を使っていたのですが、しばらく使わなそうな感じになったんですよた。
Premiere Proは、パッケージ売り切りタイプのソフトではなく、月額で支払う方式。
ご覧の通り、月額2,354円で利用できます。
通常、こういったソフトはパッケージ売り切りタイプで、安くて1~3万円、高ければ5~10万円くらいします。
もちろん、もっと安いソフトもあればもっと高いソフトも存在します。
安い場合はいいですが、問題は高い場合。
いきなり7万も8万もするソフトに手を出せるでしょうか?
多くの人が一歩引いてしまうはず。
そういった人に向けてなのか、Adobeは6年ほど前から、パッケージ売り切りタイプをやめ、月額課金タイプへとシフトしました。
・・・まあ、単にサブスクにした方が結果的に儲かる、というのが一番の理由でしょうが。。。
使用頻度に合わせられるので便利
月額タイプのメリット。
それは、「使う時期だけ契約し、使わない時期は解約できる」という点。
Youtuberなど、年がら年中動画編集をする職業の人ばかりではありません。
僕のように、使う時は半年くらい継続して使うものの、使わない時は逆に半年くらい使わない、という人間もいます。
そういう場合に、月額タイプは本当に助かりますね。
なので、個人的にはこの方式は歓迎でした。
しかし、ふと思ったんですよ。
「本当に、何のペナルティもなく簡単に一時解約できるのだろうか?」と。。。
折しも、丁度今、ここから数か月ほど動画編集ソフトを使う予定がありません。
ということで、一旦解約したいと思っていたところ。
果たして、すんなり解約させてくれるのだろうか・・・?
この手のサービスは、なんだかんだと解約を踏みとどまらせようとすることが多いので。
解約を試みると
まずは、Adobeの管理画面にログインし、プランを確認してみます。
すると、初めて気づいたのですが、【年間プラン(月々払い)】となっています。
ん??
つまり、年間契約をしてしまっているということ??
よくわからなかったので、『プランを管理』をクリックして先に進んでみます。
うーん、どうやら一年ごとに自動更新されるらしい・・・
おそらく、申込時にそういった文面があったのでしょうが、面倒だったので飛ばしてしまっていました。。。
はてさて、これはどういう扱いになるのか・・・
てっきり月額契約だと思っていたので、好きな時に解約できると思っていたのですが・・・
とりあえず、『プランを解約』をクリックしてみます。
すると、解約の理由について回答するページが表示されました。
僕が今回解約するのは、Premiere Proを使っての作業が一段落したため。
なので、ここはもちろん正直に「この製品を使用する作業が完了したため」を選択しました。
そして、次の画面へ進むと・・・
【途中解約手数料】・・・!?
なんだそれは・・・??
ただ解約するだけで、4,708円も取られてしまう・・・??
やはり、年間契約というところでミソだった模様。
月額制ということで、好きなタイミングで解約できると勝手に勘違いしてしまっていましたが、そう単純でもないようです・・・
60日間の無料特典に目が行く
とりあえず解約手続きを続行してみます。
すると次の画面で、「解約する前に」と銘打たれたページに遷移し、【60日間無料で使える特典】とやらが提示されました。
試しにクリックしてみると、即適用された。。。
こんなにすぐ適用されるとは思わず、画像のキャプチャを撮るために慌てて前画面に戻ってみたものの、既に反映済みとなってしまい特典画面をキャプチャすることができませんでした。
無念・・・
ちなみにこの画面で、一番左に特典についての紹介がありました。
キャプチャを撮れなかったのは残念ですが、60日間無料という特典を得られたのはラッキーでしたね。
これによって何か変化はないかと、試しに前画面に戻ってみると・・・
解約手数料が減ってる!!
しかも半分くらいに!!
ここで一旦解約作業をやめてみて、管理画面のトップに戻ってみると、、、
最初は【2019年7月13日】となっていた次回の支払日が、【2019年9月11日】に変更されています!
60日間無料の特典が早くも反映されているようですね。
プラン変更を活用すれば、解約手数料を無料にできるのでは?
ということで、ここから再度解約作業へ。
「プランを解約」をクリックし、解約理由については先ほど同様「この製品を使用する作業が完了したため」を選択して続行ボタンをクリック。
その後、解約手数料が2,433円かかるという例の画面が表示されますが、ここも続行ボタンをクリック。
Adobeからの最後の一粘り。
解約前に、こういう安いプランに変更するという手もあるけどいかが??というご提案です。
このプラン変更画面を見て、ふと思ったことがあります。
先ほど掲載した、この解約手数料について表示されている項目内の最後に、「さらに詳しく」というリンクがあるのがお分かりになるでしょうか?
このリンクをクリックした先のページにて、こんな文言を発見しました。
注文後14日以内ならば、料金が全額返金される、つまりは解約手数料がかからない、的なことが書かれています。
ということは、先ほどのプラン変更画面にてプランを変更すれば、それが『注文』という扱いになり、プラン変更注文後14日以内に解約手続きをすれば解約手数料は払わなくていいですよ、ということをAdobeさんが伝えてくれている、ということにならないでしょうか?
いや、そこまでムシの良い話はないか・・・?
試すことにより、無駄に契約期間が増えたり、予期せぬ解約手数料が請求されたりという恐怖もあります。
しかし、やってみる価値はありそう。
ということで、こちらの最も安いプランへの変更をやってみることに。
左の、【月額1,058円】のプラン。
こちらのプランに変更してみることにしました。
月額が安ければ、最悪失敗しても解約手数料も低めに抑えられるのではないか?という計算のもと。
・・・よし、とりあえずやってみよう。
失敗してもいい。
この経験が、この記事を読んでくださっている方のお役に立つのならば、喜んで人身御供となろう。
えいやっ!!
こうして、一瞬でプラン変更が完了。
それから20分ほど待ってみたところ、管理画面に新しいプランが表示されました。
次の支払い日が2019年7月21日になってしまいました。
つまり、60日間無料の特典はこの時点で消滅したことになります。
完全な新規購入プラン扱いということか・・・?
・・・となると、いけるのでは??
真っ新な新規購入ならば、例の14日ルールが普通に適用される可能性が高いです。
ということで、早速解約手続きに入ります。
まずは「プランを管理」をクリックし、その後表示された画面で「プランを解約」をクリック。
その後は、先ほどと同じように解約手続きを進めていくものの・・・
解約手数料の表示が出ないっ!!!
どうやら、無事成功したようです。
解約料についての表記が一切ないまま、
解約完了画面に到達!
やはり、【一旦別のプランに変更 ⇒ 14日以内に解約】という手順で、解約手数料の支払いは免除?されるようです。
最後に
今回の無料解約を達成した後、なんとなく「アドビ 解約 無料」でググってみました。
すると、このやり方はわりと知られている模様。
無駄にドキドキしながらやってしまった。。。
Adobeは、このやり方を黙認しているのか、それとも気付いていないのか。
そのあたりはよくわかりません。
もしかしたら、「どうしても解約料を払いたくないなら、無料にする方法についても用意してありますよ」というAdobeの優しさなのかもしれませんね。(←そんなわけない)
ということで、とりあえず半年以上は使う予定がないので一旦解約したわけですが、Premiere Proは非常に便利でクオリティの高い動画編集ソフト。
なので、また動画編集が必要な際には契約をしようと思います。
多分、来年あたりにまた必要になってくると思うので。